高額医療費控除とは・・・

同じ人が一つの病院や診療所で(総合病院では診療科ごと)、長期入院や複数の慢性疾患の治療のため、一ヶ月間(1日〜月末)の保険診療の自己負担額が一定の金額を超えた場合に用いられる制度のことです。ただ収入により控除額は違い、入院時の部屋代や食事療養費などは高額医療費控除の対象外になる他、同一人合算・世帯合算など、条件等によって高額医療費控除は変わりますので、加入している健康保険組合への確認が必要です。医療費控除とは違い、確定申告時に申請するのではなく、高額医療費は自分が加入している健康保険組合へ申請するものです。お持ちの保険証に記載してある保険者が管轄となりますので、国民健康保険の方は市町村の役所、社会健康保険の方は保険者となっている会社か社会保険事務所となります。勤務先で手続きをしてくれるケースも多いようです。また対象となる医療費は、月別・病院別・診療科別・入院、通院別にそれぞれの計算が必要となります。

高額医療費控除と医療費控除の違い

一年間(1〜12月まで)に支払った医療費や医薬品購入代が10万円を越えた際に確定申告をすると、税金が還付されることを医療費控除という。一ヶ月間(1日〜月末)の保険診療の自己負担額が一定の金額を超えた際に、健康保険組合に申請をすると、支払った医療費の一部が返金されることを高額医療費控除という。二つの大きな違いは、該当期間・該当金額・申請先だろう。医療費控除は一年間に利用した医療費の合算金額だが、高額医療費控除は一ヶ月間に一つの医療期間で支払ったのみの金額という点も違う。この二つを混合しないよう注意すべきだろう。意外なモノが医療費控除の対象となるので、こちらも確認すべき点だ。例えば、医師の指示や病院の都合で利用した個室代、病院に支払ったシーツなどのクリーニング代、薬局で買った風邪薬や下痢止めなど、更に漢方薬や育毛剤(円形脱毛症治療等)も医師の指示・処方に基づく場合は医療費控除対象となる。また通院時のバス・電車の交通費、場合によってはタクシー代、幼児や老人などで付添人が必要な場合は、その分の交通費も医療費控除対象となるのだ。

保険から還付される高額医療費控除

長期入院や複数の慢性疾患の治療のため、健康保険の自己負担を軽減する目的で設けられている健康保険の現金給付の一つである高額医療というのは、自分が加入している健康保険組合へ申請するものです。国民健康保険の方は市町村の役所へ、社会健康保険の方は保険者となっている会社か社会保険事務所へ、保険証に記載してある保険者が管轄となります。また対象となる医療費は、月別・病院別・診療科別・入院、通院別に、それぞれ計算する必要があります。保険適用外の費用は含まれません。1年間で一世帯の医療費の支払いが10万円以上あった場合に適用される医療費控除は、確定申告で税務署へ申請するものです。1年間に受け取った医療機関の領収書を、税務署へ提出します。こちらは保険適用外のものや交通費も含まれます。ただし、保険金(給付金)は医療費から差し引く対象となりますので、高額医療で還付された分は、医療費から差し引くことになります。医療費控除は税金、高額医療は保険が還付されるものと混合しないように気を付けましょう。

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